こんにちは。
次のような症状が自分や周りのご家族の中で当てはまることはないですか?
・いびきが大きい
・「ガッ、ガッ」というようないびきがある
・就寝中、息が止まっているといわれたことがある
・十分な睡眠をとっても疲れが取れない
・朝起きた時に頭が痛い
・夜中にトイレ(小便)に何度も起きてしまう
・昼間に眠気がひどい、集中できない
これらの症状がみられる場合、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは簡単に言うと、寝ている時に息が止まったり、呼吸が弱くなっている回数が多い病気です。
肥満が主な要因ですが、痩せ型の方でも上記の症状が当てはまる方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
また、上に述べた症状以外で心房細動や高血圧、抑うつ、不安などの原因になることがあります。
中等・重症以上の睡眠時無呼吸症候群は、治療せず放っておくことで、脳・心血管病の発症率の増加や夜間の突然死の増加が報告されています。
こだまクリニックの検査
当院では睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、簡単なモニター検査を自宅で行ってもらい、重症度を判定します。
重症の場合は、CPAPとよばれる機械を使用して治療を行います。
(水曜日のダウンタウンで、クロちゃんが就寝中装着しているのをご覧になったことはありませんか?まさにあの機械です。)

重症でなくても、睡眠障害の症状があれば詳しい検査を病院で行う場合があります。
当院に通院中の患者様で、モニター検査を行い、CPAPを導入された患者様はたくさんいらっしゃいますが、

嫁さんからイビキがなくなって静かになったから辞めるなと言われている



トイレの回数が減ってよく眠れるようになり楽になった。これ(CPAP)なしではいられん
というお声をいただいています。
ただ、口呼吸の方は鼻から強制的に送られてくる空気に慣れるまで、1ヶ月〜1ヶ月半ほど時間がかかると言われています。
薬を変えても自宅血圧が下がらず、検査をしたら重度の無呼吸がみつかり、CPAP導入後スーッと血圧が下がった方もおられます。
記事を読んでお心当たりのある方、ご家族に症状が当てはまる方は、一度ご相談ください。
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