こんにちは。
一気に冷え込んできましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
インフルエンザも少しずつ流行ってきました。
手洗い・うがいなど感染対策をしっかりして、楽しい年末に備えましょう。
今回は足の腫れについてお話ししたいと思います。
腫れる原因
まず、なぜ足が腫れるのか?ということですが、基本的には水分が血管の外に移動するためにおこります。
その原因は大きく分けて4つあります。
①体内の水分量が多く血管外に水分が漏れ出る
これは心不全や腎不全という病気が原因でおこります。
②血管の中に水分をため込めない
アルブミンというたんぱく質が少なくなると、血管の中に水分を保てなくなります。肝臓の病気や腎臓の病気、血液の病気が主な原因ですが、その他にも栄養状態が悪くなると、アルブミンが少なくなるためおこります。
③血液の流れが悪くなり血管外に水分が漏れ出る
静脈に血栓ができると足が腫れることがあります。
④その他
リンパの流れが悪くなったり、甲状腺の機能が低下するとおこります。それ以外にも血圧を下げる薬による副作用で足が腫れることがあります。
治療について

足の腫れは原因により治療方法が変わります。そのため、まずは何が原因かを調べるために血液検査や超音波検査などを行い精査します。
これからどんどん寒くなると血のめぐりが悪くなるため、症状が悪化することがあります。
足が腫れた、靴下の跡がくっきり残る、指で押さえると指の跡がつくなどの症状が当てはまる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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